6月2日~6日まで、神宮司廳(じんぐうしちょう)主催の雅楽講習会に参加しました。
毎年この時期に、伊勢の神宮道場で全国から雅楽を奏でる神社関係者が集い、
5日間、雅楽上達に向けたの集中的な特訓を行う講習会が開講されます。
講習の内容は、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)、笙(しょう)の三管、
各初級・中上級クラスと朝日舞、豊栄舞、浦安の舞の舞部門に分かれ、
雅楽歴30年以上の講師さんの丁寧な指導の下、雅楽特訓が行われました。
私は、龍笛の初級講習を受講。
課題曲、五常楽急・越天楽・鶏徳・陪臚・太平楽急・抜頭の6曲を
4日間の間に習得し、最終テスト課題曲で越天楽を合奏しました。
龍笛の中級上級クラスは、4日間で13曲ほど練習したとの事。;
レトロな造りの神宮道場の部屋。156名の参加者が各部屋で稽古。
156名の参加者が揃って修了書を取得することができました。
日頃、福井の地元で雅楽を奏でていてもだんだんと拍子(リズム)や
正しい音からずれていくこともあり、神宮道場で自分の音を正すことも
大事なことであると感じました。神様の前で奏でる雅楽、神様にとって
心地の悪い音を出さないように日々気をつけて行かなければなりません。
初心を振り返る。人生においてもそろそろそんな時期なのかもしれません。
また、来年も伊勢の地へ行きたいな(^^)b。