カテゴリー別アーカイブ: 神社の仕事

神社のお仕事を少しずつ紹介していきます。

桜、さくら、SAKURA 2

桜が満開になりました。日本はやっぱりイイですね!      【境内の所々に咲いているソメイヨシノ】   【手水の近くの彼岸桜】   【足羽山登り口に咲いている薄墨桜】   【正面参道に見える枝垂れ桜】   【夜空の月と、西宮恵比須神社と縦に並ぶ山桜】   お参りとともに、記念写真を撮られる参拝の方が今日は沢山おられました。 イベント的な告知を出しているわけでもないので、参拝者には訪れやすい 穴場的な「さくらスポット」になっているみたいです。それにしても風が強いです。   日本一を誇る桜並木の足羽川河原で行われている、桜祭りの太鼓の音が 風にのって黒龍神社まできこえてきます。足羽川河原では、色々な屋台や イベントが催されているようです。私も行ってみたいのですが、御守りを受けに こられる参拝者や、安産のお参り、お家の改修工事のお祓いのお申し込みや、 結婚式のお申し込み、車のお祓い等々のご参詣があり、来年に持ち越しです。   その代わり今夜は、お月様と桜と恵比須神社が縦に並ぶ姿を我楽しみに(^^)。 風の強いのと雲行きがちょっと気になりますが・・;。           桜、♪・・・・・    

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謹賀新年と力

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。 元日より、これからの日本を明るく元気に照らすべく天候に恵まれ、 県内外各地から多くの方がご参詣下さいました。 御祭神や御祖先(みおや)の未来照らす御導きに深く感謝を申し上げる次第です。   1月3日午前10時頃の境内   御神慮の増す辰年を迎えた龍神の宮       フクビ化学工業株式会社様より龍神と恵比須大黒神の大絵馬の奉納がございました。   色々なお願い事を記された力絵馬も多くの参拝者によって奉納されました。   安泰で明るき一年の計を神様に願う人々の心は、大きな力となって未来を繁栄させる 糧となり、それぞれの祈りも深く成就されることと想います。人も国も一歩前進するこの一年、 前の東日本大震災の被災者を始め多くの人々が、龍翔輝けますよう祈願申し上げます。 気がつけば何気なく過ぎていく日々年月ですが、大事なく平穏を迎えられる今の上に、 今年は龍(辰)歳、「積極的」という目標をひとつ掲げ、平穏感謝に報いるべく神明奉祀に、 そして毛谷黒龍神社に参詣される人々に積極的な心の安寧を諮っていきたいと思っております。       人も国もみんな翔龍在れ・・・!    

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まもなく新年!

今年も残すところ後4時間程となりました。 激動の一年でしたが、来年は東日本を初め多くの方に 龍祥なる年になることを心から祈念申し上げる次第です。   新年の準備も修まり、静けさを迎えるいま震災のこの年、 被災に遭われた念を含め、派手に振る舞うことなくかつ日本と この地域に元気と幸運を捧げるべく「龍の年」を祀りたいと願います。         先ほど最終的な隅から隅までの清掃と神前に神饌を供え、 神様にお願い事をきいていただく為の最低限の条件をクリアー 致しました。手を合わせられる皆様の願いが心地よく神様に 伝わることを神職として切に願っております。     御祈祷の方に差し上げるお煎餅、今年は兵庫の西宮神社より ご教授を受け、今までよりもさらに美味しく上品なものに仕上がりました。 恐らく福井県内の神社の中で一番美味しい本場神戸の手焼き玉子煎餅でしょう。     かわらけ割り神事、これまで12,000枚割られているさかずき。 今では、かわらけ塚としての雰囲気を漂わせております。     全国レベルのパワースポットになり、参拝者の数も急増しておりますが、 是非12年に一度の龍併せのパワー(神徳)を授かって頂きたいと思います。   東日本大震災の被災者をはじめ復興支援に携わっておられる方々、そして この国のすべての人にとって、 善い年でありますように・・・      

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挙式-黒龍美人-

11月23日先勝、黒龍の宮代で艶やかな挙式が執り行われました。            黒龍挙式美人   高龗神(takaokaminokami)・闇龗神(kuraokaminokami) 水の神として古くより拝する人々の心を清らかな状態に誘われた大神。 その二神は時に美しい女性に化身してこの世に顕れると伝えられる。 拝む諸人の厄を取り除き、身も心も美しい姿に変えて戴けるものに・・。       やがて神が包み込む優しい結びの調べに, 新郎新婦の御姿が麗しく重なり合いました。     御神酒は契りの儀へ ・・・    

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月次祭、ご神酒

神社のお掃除をしていたときふッと側のストックしてあるご神酒に目がいき、 ご神酒の後ろのラベルをみてみました。先頃、神社の総代さんと兵庫の西宮 神社に行ったとき、神戸(灘)や西宮に有名な酒蔵が沢山あったことを思い出 し、「あるかな~」と思いつつご神酒のラベルをみたところ、何本か灘で作られ た日本酒がありました。(^^) 神社に上がる(御供えされる)日本酒は、神社 の春・夏・秋のお祭り、11月23日の新嘗祭、御正月、十日えびす祭、節分祭、 紀元祭(建国記念祭)、祈年祭で氏子総代さんや崇敬者、無事お子様がお生ま れになられたご家族、めでたく受験に合格された方などの各御祈祷を受けられた 参拝者、会社企業やその経営者、飲食店様、時には著名な神社様がご奉納され ます。その御供えに上がったご神酒を毎日神器に注ぎ神前へ御供えしております。     【御神酒は少しずつ神饌所(しんせんじょ)へ移し、一日約2合ずつ御供えします。】       今日は毎月一日の月次祭が執り行われました。新しいお神酒も神前へ・・(^^) 月次祭では、毛谷黒龍神社の氏子様と崇敬者様の繁栄と安全を、また参拝芳名録 を神前に供え参拝奉名録に記入された方々の祈念を祝詞に託します。神社の月次 祭が奉修したあと、ご依頼の各々の企業様の会社や店舗数社へお祓いに行きます。   【店舗の月次祭 「うな信」様 】 うな信様の食ベログ情報→http://r.tabelog.com/fukui/A1801/A180101/18000204/dtlphotolst/ 「中むし」は女性やお年寄りにもマッチ!ホント美味しいですよ~(^ー^)。      

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七五三詣りの流れ

10月半ば過ぎると七五三詣りの方が12月初め頃にかけて御祈祷に 来られます。大半の方は、(土)(日)にお参りされる方が最近の傾向 で、平日の日の良い日でも七五三詣りに来られる方が段々と増えて きました。福井の方はもちろんの事、県外からお越しの方も増えています。   現代の世の中だからこそ、神社個別の特色や一生に一度へのこだわりを 求め実践される親御様が増えてきたからでしょう。「吟味する」「吟味できる」 力があることは、わびさびを知る日本の善いの文化の一つであると感じます。 又神社としてもそれをプラス思考で、善い意味で受け止めたいと思っております。   毛谷黒龍神社の七五三詣りは、受付で親御様とお子様のお名前、ご住所、を記入 して頂きます。この時、お連れの方のお名前とお歳と記入していただければ、祝詞で 一緒に神前へ読み上げさせて頂くのが当神社のスタイルです。   極力、七五三の場合、ご家族様一組ずつお子様に対してのお祓いを行う方法を 執っておりますので、一変にたくさん(数組)の方が来られると支えます。次の 御祈祷の方は10分程お待ちいただければ、お呼びすることができますので、境内で 記念撮影をしたり、隕石(願掛け石)やさかずき割りをしていただくこともできます。 七五三祈祷の数をこなすための神社ではないので、ご了承頂きたいと思います。   特別な御祈祷を行った後は、力御守り(小)をお授け致します。   【“力と知恵を授ける力御守り”赤と黒どちらかをお子様に選んで頂きます。】 焼き印の力(ちから)絵馬は、お祓いの終了後お子様にお願い事を書いて頂き、 絵馬掛けに奉納して頂きます。御守りと絵馬とともに、千歳飴とお下がり(玩具)をお渡し致します。 おもちゃもありますが、七五三詣で本来のしっかりとした御守りと千歳飴をお子様に差し上げます。   【隕石と伝わる願掛け石をたたいてみましょう!】     七五三のお祓いが終わり次第、境内の色々なところで思い出の写真をとって頂けます。 思い出のベストショット、忙しくなかったら神主さんが全国パワースポットの一つになった理由の場所を ご案内することもできます。忙しくなかったらですが・・;(^^)    

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今日はアスリートとして・・・

10月2日、私自身2回目となる福井マラソンに参加致しました。   今年は約8,000名強の県内外の方がエントリーされたそうです。   5㎞、10㎞、ハーフの3種目あり、私は4人一組5㎞団体のひとり として出場させて頂きました。兵庫の姫路に住んでいた幼い頃、 姫路城城下マラソンや福井に引っ越してきてから小中高校と毎年 10位以内に入っていた実績と、剣道、水泳、陸上、野球をやって いたんだというだいぶん昔の根性だけを引っ提げて、スタートラインに!   スタート地点付近では、ウォーミングアップをしている人や精神を 研ぎ澄ましている人、全体が異様な緊張感に包まれておりました。   【スタート直前、皆の緊張感MAXが伝わってきます。】   スタートから約700メートル地点、当毛谷黒龍神社の氏子地域の 毛矢町大通りを駆け抜けます。沿道には、神社の氏子さんや近所の おばちゃん、ガソリンスタンドの店長が応援に立っており、ここを通り 過ぎるまでは気が抜けないところです。ですが・・30歳半ば、日頃の 運動不足が祟って7割の力で最初の1㎞を走れば段々心が折れ そうになってきます。県内の神主さんたちのなかでも運動力に関 しては自信がある方ですが、持久力はやはり日頃から運動してい ないと30代クラスで、覿面に差が表れることを痛感しました。2㎞ 過ぎ、ここからはゴールまで、ほぼ自分との戦いになってきます。   5㎞は距離が短く感じる分、選手のペースがそこそこ速く、3㎞過 ぎてから延びていく人と脱落していく人の差があったように思います。 体力的なものが30歳越えると、やっぱり衰えてくるんですかね・・・;   ゴール地点の運動公園陸上競技場と県営体育館と県営球場の前 には、完走を終えてクールダウンをはかるも充実感の満ちた空気に 包まれておりました。神主さんというとお堅いイメージがありますが、 一般のマラソンに参加する庶民的思考の神主さんも黒龍神社ならでは。   ケガせず無事完走できました。タイムは昨年より1分程遅く(;.;) 30代5㎞878人中437位、明日から毎日筋トレしなくては・・・!   何にせよ、県民性をMyリフレッシュすることができたので良かったです。     … 続きを読む

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階段の手すりを新しくしました。

9月5日、神社の正面階段の手すりを新しく致しました。 私が小さいころからあった手すりなので、30年くらいた つのでしょうか、お年寄りや足のお悪い方が利用されて きた手すり、何階もサビた部分にペンキを塗るなどをして 補修してきましたが、痛みも激しく、お宮の景観にも善く ないので、ステンレス製のものに新調させて頂きました。       お参りされる方へ心地よく参拝して頂くために、境内の整備はかかせない所です。 冬には雪が積もり、以前の鉄の手すりよりは、些か冷たさが和らぐのではないかと おもっております。神社のきれいにしないといけないところはまだまだありますが、 諸社の為、地道にちょっとずつきれいにしていければいいかなーと想っております。     七五三の子どもたちのつかっていただける姿がとても楽しみです。(^^)    

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地鎮祭、力御守、七五三参り

7月18日は大安祝日にて、賑やかな一日でした。 早朝より、地鎮祭がありました。 毛谷黒龍神社の地鎮祭の祭壇 神饌も榊も新鮮なものを使います。   ―力御守― 主人が病気に掛かりがちで・・ 手術する人がいて・・・ 子どもが明日試合なので・・、 気力を戴きたくて・・ 外国人のお友達にプレゼントしたいので・・・ 元気になりたい・・、 運を戴きたい・・・、色々な想いを抱かれた方がお参りと力御守りを受けに来られました。   ―七五三の参拝で記念撮影― ご予約されていた、今年最初の七五三参りが執り行われました。 色々な諸事情によって、早めに七五三詣でのお祓いを受けにこられる ご家族が7月8月にかけて参拝されます。  海外へ行ってしまうので、 県外に引っ越してしまうけどどうしてもここで七五三を受けときたい・・、  その他、いろいろなご都合でお参りに来られるご家族がおられます。 とにかく「おめでとう!」(^^)b   午前午後と初宮参りと安産祈願を奉修し、この日は夕刻より、 米寿のお祝いが執り行われました。人生儀礼は家族の心を 確かに繫いでゆく重要ツール。いつの日か、和と絆の支えに・・。    

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米寿のお祝い

7月18日、毛谷黒龍神社のおばあちゃんの88歳を祝う、 米寿のお祝いがユアーズホテルで執りおこなわれました。   二十歳の頃に京都から毛谷黒龍神社に嫁いで68年の歳月 を迎えました。戦前より福井空襲や福井地震、激動の時代 から神社をかげからささえてきたおばあちゃん。おばあちゃんと 交わすいつものなにげない想い出話のなかには、歴史の生き 証人ともいえる深く感じさせられる大切なものがたくさんあります。   ひとつのエピソード※ 「今年の夏は暑いね~。京都の祇園祭もたぶん暑いやろうの~。 私も福井にきてもう68年目やけど、毎年この時季になると京都の 祇園祭を思い出すね。祇園祭になるとお母さんがきんちゃく寿司を 作ってくれてなー、それを姉ちゃんや家族で食べるのが好きやった んや。八坂にいたときのいい想い出やった・・。昭和18年に福井へ きてなーその2年後に福井空襲があったんや。お昼ご飯の仕度 したら空襲警報がなってな、B29の飛行機が飛んでくる音がわかっ たんや。私の旦那のお父さんと神社のうしろに隠れ逃げたんやわ・・。 そしたら数分もたたんうちに飛行機の大群がきて焼夷弾をおとした んや。もう神社の前の道でバーンバーンって弾ける音がひどくてな、 ちょうどその頃うちの旦那(前宮司:山本治)が福井神社の当直の 日でな、福井神社の御神体をおんぶして黒龍神社のうしろに走っ てきたんや。お父さんが「治、よくやった!よくやったな!!」って 泣きながら旦那を讃えなってな。あとで聞いたら治さんは生まれて 初めて神主として先代のそのお父さんに本気で褒められたんやっ ての~。爆弾が落ちてくるなかを、神様をおんぶして県庁のところ からこの神社まで走ってきなって、神様を燃やしてはならんという 神主としての心にお父さんも、神社のうしろに一緒に避難していた 近所の人も、ひどく喜んでなったのー。それがあって「戦争なんか に負けてなるものか」って不安だった気持ちが復興の負けん気に なってなー。一晩神社のうしろで過ごして朝境内からあたり見回 したら福井市内なんにもなかったよ。ここの神社は山の際にある からかの~焼けんかったんよ。神社社務所の前に大きな銀杏の 木があってその銀杏の木が水を噴いての~、福井神社の神様を 黒龍さんの本殿に合祀しての、だからここの神様も、福井神社の 神様も焼けてない神様やから大事にせなあかんのやよ。いまの 神主さんたちがそうゆう歴史を知っているかはわからないけれど、 本当に大変な時代やった・・。」「なにもない状態から福井の人は バラックで家を建ててあるもので耐えながら徐々に復興していった。 福井の人はすごい頑張ったんよ。ここの神社の社務所も5組の … 続きを読む

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