禰宜さんが復活しました

私事ですが、5月11日に足羽山の山肌の崖から転落し、

右足首を複雑骨折してしまいました。

福井赤十字病院の医療スタッフの懸命な手術と治療看護やリハビリのもと、

また転院先の宮崎整形外科の理学療法士の早期特別治療のおかげをもちまして、

事故から4ヶ月目で立礼(りゅうれい)と立ったままの作法ですが、安産や初宮、

交通安全、家内安全等の参拝者のための御祈願を私も行えるようになりました。

お見舞いや励ましの言葉を頂いた皆様に心から感謝申し上げます。

 

 

傷の痛みはほとんどないものの社会的ハンデの痛みにしばらく考えることもありましたが、

今は身も心もだんだんと元気だった頃の勘を取り戻しつつようやく通常モードになってきました。

たかが2ヶ月の入院とも思っておりましたが、2ヶ月の空白から今の時の流れに自分の立ち位置を

戻そうとするのにはなかなかうまくいかないもので、自分が仕事や会議で仲間とズレていないか、

浦島太郎みたいになっていないか、色々なちょっとした不安が付きまとっている現状です。

 

宮崎整形外科で入院中、リハビリ待ちをしていたとき一人のおじいさんが

「おにいちゃんどうしたんや?」「これ効くんやー、これ足羽山の黒龍神社の

御守りなんやけどものすごく元気になったんやー。」「おにいちゃんこれ持つと

いいよ」「黒龍神社のあの若い神主さんといっぺん会ってきなさい。」・・・

 

おじいちゃんの目の前に神主いますよ~、、^^;

短パンTシャツに松葉杖姿じゃわからないですよね。

この会話を聞いて、力御守りつけている人をみて早く神主に戻んなきゃって元気が

でてきました。

9月18日、家内安全祈願、兼務神社秋祭り、御朱印授与品の社頭奉仕頑張っております。

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