西宮恵比須神社とは

ご祭神・ご神徳

商売繁盛の神様
西宮恵比須神社

ご祭神

西宮恵比須大神事代主大神大市媛大神

社紋

つるかしわ

金運、商売繁盛

 御鎮座以来、時代が経るにつれて福徳を授ける神様、商業の繁栄を祈る神様として厚く信仰されるようになりました。

 商売繁盛、福徳円満の守り神として崇敬され、毎年1/9~1/10に十日えびす祭が斎行されます。

 「商売繁盛笹もってこい」と云われ、福笹、福俵を求めて大勢の参拝者で賑わい新年を彩る恒例のお祭りです。

由緒・沿革

 当社は、慶長六年藩祖松平秀康公越前國主として入國の際、「福・徳の守護神」であります西宮恵比須大神を下総國結城郡結城鎮座西の宮より福井城下へ勧請され、国土安穏、藩の繁栄と産業興隆を祈願して夷町に祀られたのが始まりです。

慶長11年(1606年)

 慶長11年10月20日、夷町(照手中町)より足羽山、黒龍山の麓に社殿を造営して、事代主大神、大市媛大神を併せお祭りし、西宮恵比須神社と称し、國主松平家代々の祈願所となり崇敬奉祀も鄭重を極め、藩中一般必ずこの御神影を崇め奉り福を授かったのであります。

明治~昭和

 明治25年に三百年大祭が十日間盛大に執り行われ軒々には人形が飾られ、でく(人形)まつりと呼ばれ福井の名物の祭りでありましたが、同三十三年四月十九日橋南大火にて御社殿類焼のため、毛谷黒龍神社の相殿に合祀され、昭和三十六年七月、三百五十年大祭が御開帳とともに盛大に行われ、夷町への御幸、稚児行列他各種の奉賛が行われました。

平成

 平成改元と福井市制百周年を記念し、ご社殿を復興造営し11月1日より5日間、記念大祭が斎行され、御開扉、神幸祭、稚児行列など各種の奉賛行事で賑いました。

関連の歴史書
境内社

稲荷神社

ご祭神

倉稲魂神

天正十壬午年二月(1589年)柴田勝家公越前北の荘城内に勧請されたもので、落城の後菩提所西光寺へ引移されましたが、元和三丁巳年二月(1617年)当神社境内に移遷されたお社であります。

菅原神社

ご祭神

菅原道真公

元亀三壬申年(1572年)正月ご創建されました。学問の神様として知られる菅原道真公をお祭りしている神社です。「お天神さん」と呼ばれ親しまれてきました。

桜井神社

ご祭神

櫻井皇子

往古、欽明天皇の皇子 櫻井王子が幼くしてこの地に在住。竜ノ井氏 文禄4乙未年8月まで、王子を祀る神祠を建立されましたが、人家に近かったため、西の宮社地へ移され、崇敬されています。